蒸気機関車を訪ねる【鹿沼公園のD52 235号機】

↑保存活動の様子を撮影。

蒸気機関車訪問記
in 相模原市の鹿沼公園

有志による保存活動

この日は丁度、地元保存会の皆様が保守作業を行っている最中でした。


そう言えば・・・。

公園内にトントントンと甲高い音が響いていました。

話を伺ったところ、国鉄OBなどの有志が集い定期的にメンテナンスしているとのこと。

ハンマーとヘラを器用に使い、錆びた古い塗装を剥がします。 

剥がされた錆びがこちら。

綺麗に塗装を剥がし再度、塗装を施すことで金属の腐食を防ぎます。

赤いペンキで下塗り後、黒いペンキで塗るとのこと。

手が込んだ作業ですね。

「運転室の解放日はちびっ子達でとても賑わうよ!」

素敵な笑顔で話すメンバーの皆様♪


旋回窓がカワイイですね。

視界を雪から守る先人達の知恵ですね。

こちらの窓も前方の視界を確保する先人の知恵でしょうか。

D52 403号機にはありませんでした。

この様に、同型の保存機を比べるのも楽しいですね。

テンダー周辺は荷物置場になっていました。

ライトが付いているとカッコイイですね。

D52 403号機はライトが無かったのでのっぺりした顔でした。

駅名標の状態が悪いけど仕方ないですね。

さて、鹿沼公園のD52 235号機。

保存会の努力があり、屋根が無いにも関わらず状態は良好でした。

ただし、居合わせた方の話によると公園周辺はいつ再開発が始まってもおかしくないとのこと。

再開発が始まるとD52 235号機の運命はどうなるのでしょうか。

今となってはちびっ子達の人気者ですが、戦後の苦しい時代を支えた貴重な車輌。

未来永劫も変わらず大切に保存されることを願うばかりです。

場所保存機
本牧市民公園D51 516号機
鵠沼運動公園C11 245号機
平塚市文化センターD52 403号機
鹿沼公園D52 235号機
生田緑地D51 408号機
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