蒸気機関車を訪ねる【平塚市文化センター公園のD52 403号機】


↑大きい車輌は迫力がありますね♪

蒸気機関車訪問記
in 平塚市文化センター公園

閉ざされた蒸気機関車

事務室の係員さんに連れられ・・・。


↑丁寧に案内が設置されています。

D52 403号機に会いに向かいます♪


↑重厚な扉が開きました。

係員に解錠していただき、ようやく内部に入ることができました。


↑ここは・・・駅舎??

まずは正面から撮影です。

屋根があるので駅舎内で撮影したみたいに撮れますね。


↑迫力があります。

D52はとにかく背が高くてボイラはデカイ!

戦時設計で粗悪機と言われていますが、無骨でカッコイイです。


↑蒸気機関車の歴史を背負った車輌・・・。

調べると奥が深い連結器。

D52は日本の蒸気機関車で最強の輸送力を誇る貨物機ですが、久大本線でボイラが爆発する事故を起こしたため後進牽引は避けられた様です。


↑ちぎれそう・・・。

排障器は劣化が進んでいますね。


↑ホームで撮影している気分です。

公式側はプラットホームの様な景色です。


↑割れ対策ですね。

運転室の窓は鉄格子で補強されていました。

個人的には旋回窓が好みかな。


↑プレート類もしっかり。

大井川フィルターが掛かっているので、緑色のプレートを見るとC11 190号機を思い出します。


↑内部には入れない。

運転室の中には入れませんが、格子越しに見学することが出来ます。


↑しっかり残ってます。

格子に寄って計器類を撮影。

もちろん中には入っていません。


↑興味深いですね・・・。

外部の侵入を2重で防いでいるので保存状態が良いですね。


↑完全に個人撮影会です・・・。

貸切状態だから??

本当にじっくり撮影することができました。


↑テンダーの中も・・・。

テンダー部分も見学できます。


↑撮影できます♪

中はスッキリ!!

余計なモノが何もありません♪


↑何か足りないような・・・。

ライトは紛失している模様。

まぁ、バック運転しないなら不要な気がしますが。


↑プレートはしっかり♪

285輌しか製造されてないのに・・・。

なぜ403号機が?

欠番が多数あるのは、戦時中に総製造数を隠す意図的なものとする説があるんだとか。


↑複雑な構造がカッコイイ♪

足下は何度も塗装を重ねている様子で比較的綺麗でした。


↑ペンキが・・・。

レールにペンキが付着しています。


↑刻印が・・・ない!!

刻印は塗りつぶされてしまったかな?

確認することが出来ませんでした。


↑愛らしい住人さんが!!

機関車内に猫さんが住み着いていました。

屋根と施錠門が完備されているので住み心地は最高でしょう。


↑ギラリ!!

光の具合でギラリと輝くデフレクター。

戦時設計のため当初は木製だったらしい。


↑ヤマユリが綺麗に咲いていました♪

ヤマユリと緑のプレートをパシャリ。


↑嬉しい鉄道遺産♪

線路の脇には腕木式出発信号機が設置されています。


↑手動です♪

信号機も大切な鉄道遺産の1つですね。


↑懐かしい♪

懐かしい駅名標は本物!?それともレプリカ!??


↑楽しかったです♪

見学を十分に楽しむことができました!!

D52型403号機蒸気機関車について
この機関車は、昭和43年6月末日まで勾配の多い御殿場線で客貨両用として活躍しておりましたが、昭和43年7月1日に同線が電化されたのでその任務が終わり使用休止、廃車、さらにスクラップ化が計られておりました。これを憂い、市内のSLファンや市民の方々、国鉄OBの方々の機関車保存の熱意が実り、昭和44年11月30日国府津機関区の区長から平塚市長へのメッセージとともに市民の憩いの場である平塚市文化センターに移されたのであります。
D52型蒸気機関車は、昭和18年に戦時設計で計画された戦時中の資材の乏しいときに木材や、コンクリートの塊をつかってつくられた国内最大の機関車です。
この機関車は、昭和20年3月18日に生まれ昭和43年6月末日までに走ったキロ数は、1,100,097.7キロメートルでその距離は、地球を約27.5周したことになります。

見学する場合は平塚市博物館に事前連絡をオススメします!!

場所保存機
本牧市民公園D51 516号機
鵠沼運動公園C11 245号機
平塚市文化センターD52 403号機
鹿沼公園D52 235号機
生田緑地D51 408号機

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